文化財建造物研究 保存と修理 2017年 Vol.2
出版日: 2017年3月
型 式:A4判 128ページ
目次
特集
国宝 正倉院正倉の平成修理に伴う調査報告 ‐修理履歴を中心に‐・・・1
春日井 道彦
研究発表会 報告
国宝 旧富岡製糸場西置繭所の保存と活用 ‐産業遺産としての価値の維持と大胆な活用の両立を目指して‐・・・16
岡野 雅枝
国登録有形文化財 真宗大谷派高田別院 ‐大門及び塀の保存修理について‐・・・20
中村 文美・梅田 太一・北 茂紀
調査研究論文
シャトーカミヤの煉瓦躯体に施されていた修理・・・33
今関 俊
木造建築遺産の修理方針に関する日欧の比較検討 後編 ‐日本の修理事例の分析‐・・・46
マルティネス アレハンドロ
養源院の建築 ‐元和再建後の伽藍の変遷と遺溝の評価‐・・・68
中村 伸夫
修理最前線
重要文化財 輪王寺本堂(三佛堂) ‐建立当初の土朱塗について‐・・・90
原田 正彦
重要文化財 護徳寺観音堂 -軒廻りの納め方と「留先法」について-・・・93
伊奈 仁
寄 稿
文化財建造物保存修理研究会が発足して・・・99
佐々木 正峰・船戸 輝久
現場ワークショップ参加レポート
第3回現場ワークショップ(梅小路機関車庫)に参加して -鉄筋コンクリート造建造物における保存修理-・・・103
前田 恵輔
第4回現場ワークショップ(シャトーカミヤ旧醸造場施設)に参加して -学生から見た保存修理実践の場の議論-・・・105
川﨑 香織
第5回現場ワークショップ(播磨屋本店皇三重ノ塔新築工事)に参加して -伝統構法による木造三重塔の新築-・・・110
生田 光晴
研究会レポート・・・115