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2022.11.24
第12回現場ワークショップ 開催のお知らせ
ご案内:
第12回現場ワークショップは、三溪園(横浜市)に所在する旧東慶寺仏殿および臨春閣(ともに重文)を見学します。
【見どころ】
旧東慶寺仏殿:寛永11年(1634)に建立の三間裳階付き禅宗様仏殿。修理方針は軸組を残した半解体修理とし、柱折損対策などの歩行工事も施工します。
見学時は「身舎の組物まわりの補修・組立」の説明を予定しています。
徳川家御殿だった可能性のある建築当初の転用材の痕跡も確認できます。
臨春閣:慶安2年(1649)の建築。大正6年(1917)移築。紀州徳川家初代藩主頼宣が和歌山・紀の川沿いに建てた数寄屋風書院造の別荘建築。内部には狩野派などの絵師による障壁画(複製、原本は三溪記念館で保存・展示)や洗練されたデザインが随所に見られます。修理工事では、檜皮葺および杮葺の屋根を全面葺き替え、破損した部位の修理を行い、耐震補強を施しました。
現場ワークショップ 1
① 開催日:2022年12月17日(土) 13:00~16:00
② 開催場所:三溪園 旧東慶寺仏殿 修理現場・臨春閣(横浜市)
③ 集合場所:三溪園内「白雲邸」入口
④ 集合時間:12:30 受付開始
⑤ 募集人数:24名(会員優先、賛助会員[団体]は2名まで。先着順)
⑥ 参加料:無料。正門入口で入園料700円を各自お支払いのうえ、ご入園ください。
講師:旧東慶寺仏殿:遠藤 優 氏(〈公財〉文化財建造物保存技術協会
旧東慶寺仏殿保存修理工事 現場主任)
臨春閣:原 未織 氏(三溪園保勝会事業課)、小林裕幸 氏(〈公財〉文
化財建造物保存技術協会事業部長)
*2班に分かれ見学。見学スケジュール等はこちらをご参照ください。
⑦ 募集期間:11月24日(木)~12月5日(月)
当会ホームページからご応募ください。
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